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Friends from ICU その2

“Friends from ICU”の第2弾
今回は、先日約1年半ぶり?に再会したRoxyの話!
ひさしぶりのRoxyとのごはん。今回は彼女の日本でのトレーニングの仲間で今は女子プロレスで活躍されているSakuraさんともご一緒させて頂きました。
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今、アメリカのラスベガスを拠点に活躍する総合格闘家のRoxanne Modafferi
彼女も実は私の母校ICUのときのお友達です。

私がRoxyに最初に出会ったのは大学1年生、18歳だったとき。
彼女はマサチューセッツ大学の学生で、当時ICUには1年の交換留学のプログラムの留学生として来日しました。

大学に入って最初の夏。せっかくICUに入ったのだし、英語で話す機会をもっと作ろうと、私は大学が運営しているプログラムに参加。
それが、”ICUに留学してきた学生を成田空港に迎えにいって、ホストファミリーや寮まで送り届ける”というものでした。
当時、今よりも英語が話せなかった私は、Roxyを空港でピックアップして、電車を乗り継いで彼女のホストファミリーのところまでなんとか連れて行き、ホストファミリーのおうちで、日本のお風呂の使い方などを一生懸命つたない英語で説明した光景を今でも覚えています(笑)

大学の思惑通り、このプログラムを通して友人になった私たちは、その他の留学生も一緒に観光に出かけたり、ごはんを食べにいったり。でも1年という月日はあっという間に経ってしまい、Roxyはボストンに帰ってしまいました。

その後はお互いに忙しく頻繁に連絡をとることもなくなり…私も気がつけば社会人になりました。
そんなある日、仕事の帰り道、私の最寄り駅で電車を降りたところ、駅のプラットホームでRoxyにばったり。Roxyは乗ろうとしていた電車を見送ってくれ、久しぶりの再会にhugで喜び、連絡先を交換して、近々会おうね!という約束をしました。

日本が大好きなRoxyは、日本に住みたいということで大学卒業後、日本に来ていました。
日本では、駐在以外の方法で外国人がフルタイムで仕事ができる機会というのは少ないように感じます。多くの日本で仕事をしようとする外国人が最初にする仕事『英語の先生』の仕事をRoxyも選び、ベルリッツの先生としてお仕事していたのでした。
一方、Roxyは仕事の傍ら、格闘家としても活躍しはじめていました。彼女がこの道に進むことになったのも、日本であるチャンスをもらったことがきっかけ。また私たちがばったり再会したのも、私が当時住んでいた駅の最寄り駅に、彼女が通うジムがあったからだったのでした。
人の縁やタイミングって本当に不思議です。

以来、彼女との交友関係が復活し、時々ごはんを食べたり、彼女がthanks givingのホームパーティに招待してくれたり。本当に日本のことが大好きで、学生時代から日本語を頑張って勉強していたけど、それ以上に上達して、ひらがなと漢字を混ぜた日本語でBlogも書いたりしているぐらい。

そんな中、去年彼女に転機が訪れました。格闘家としてプロフェッショナルになるため、母国のアメリカに帰ることになったのです。アメリカのほうが、よいトレーニングや、格闘家としての活躍をしていく環境や仕組みが整っている、ということが主な理由。
Roxyは本当に日本のことが大好きなので日本を離れることはとても寂しいと言っていたけど、彼女自身のプロフェッショナルとしてのキャリアのためにアメリカに戻って頑張ることになったのでした。

そんなRoxyと約1年半ぶりの再会。
昨年、彼女のことがアメリカのテレビ番組の全国ネットで放映され、アメリカの格闘技界(?)ではすっかり有名人。
Roxyのwikipediaのページもあるし、facebookやBlogではコメントやいいね!の数がすごいことになっていて、いつもびっくりします。

また今年、Roxyのこれまでの事が自叙伝として一冊の本になりました。
Memories of a Happy Warrior – Adventures of a Japanese language student turned- MMA champion
(直訳:”Happy Warriorの記憶 -日本語を学ぶ学生がMMAのチャンピョンになった冒険の話”)
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そしてなんとその本に私も登場!(笑)
ストーリーは、Roxyが日本に初めてきたときのところから始まるので、オープニング早々に…そして、本によると、どうやら私は彼女にとって”初めての日本人”だったそう。。
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RoxyとSakuraさんといろいろなお話をしました。
格闘技やプロレスの世界はこれまでほとんど触れたことがなくて、ルールすらまったくよく分からない。
しかも、なんとなく暴力的なイメージがあって、ちょっと怖いのであまり見たくないし、正直なところこの分野で活躍している人たちがどういう心理で取り組んでいるのか、というのがこれまでよく知りませんでした。

でも今回二人といろいろお話をして、『あー…みんな同じなんだなぁ〜…』と。
格闘技やプロレスも、あくまで表現の仕方であって、それを通じて伝えようとしているのは、みんなに元気になってもらいたい、喜んでもらいたい、という気持ち。もちろんすべての人がそういう気持ちで取り組んでいるわけではないかもしれないけど、少なくともRoxyやSakuraさんはそうなんだな、ということがすごく分かりました。
“総合格闘家”というとなんと言うかすごいイメージですが、Roxyも普段は普通の女の子。友達想いで、家族想いで、日本が大好きな女の子。そしてSakuraさんも初めてお会いさせて頂きました、気配りが本当に素晴しくて思いやりにあふれた素敵な方でした。
久しぶりにあったRoxyはとても元気そうで、いろいろともちろん大変なこともあるけど、トレーニングの環境やコーチにはとても恵まれて、これからますます活躍していくための環境が整っている様子。よかった、本当に。

私がRoxyと出会ったとき、まさかRoxyが格闘家になるなんて思ってもいなかったし、本人すらも予想していなかったことだと思います。
国籍も違うし、育った環境も、現在いる国も違うし、今いる分野も全く異なるけど、同じように自分の目標をかなえようと頑張っている友人に出会うことができたのも、ICUに入ったから得ることができた貴重な経験、そして人生の財産。

Roxyの益々の活躍と、そして怪我などなく元気でいてくれること祈りつつ、私もまだまだがんばろう、と思うのでした。

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