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Girls Bee Ambassador インタビュー【鮫島 圭代】

鮫島 圭代
水墨画家・美術ライター

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これまでのお仕事やご活動について教えて下さい

これまで、興味をもったことは全てチャレンジしてきました。

水墨画を始めたのは、学習院大学美学美術史専攻の初めての研究 で、室町時代の禅僧の水墨画に魅了されたことがきっかけです。祖母の紹介で、当時88歳 だった水墨画家の目黒巣雨先生のもとに入門しました。卒業後は、学芸員に憧れていたものの美術業界は狭き門なので、普 通の会社員として働く傍ら、絵本作家になりたいという夢もあって、デッサンの専門学校の夜間部に通いました。

「美大に行ってみたい、海外の美術教育を受けてみたい」と思って いた時、たまたま見かけた広告がきっかけでイギリスの美大留学を決意。ロンドンの路上でライブペイントをしていたとき、日本のファッ ション誌でも紹介されているようなセレクトショップに置いてもらえることになりました。

さらにその後、日本から来ていた洋服のバイヤーにお声掛け頂き、 水墨画を描いた洋服を日本に輸出することになりました。

留学中、自分の作品が渋谷西武やラフォーレ原宿で売られていた り、ファッション雑誌に載ったと聞いた時はとても嬉しいのと同時に、不思議な気分だったことを覚えています。

帰国後も、アッシュ・ペー・フランス主催の展示会に出して、浴衣 に墨絵を描くお仕事を頂いたり、ジャニーズのタッキー&翼のPV衣 装に使われたり、トゥモローランドで一点ものの洋服を展開したり、ドイツ、アメリカで個展を開いたりと、いろいろな方とのご縁で作品発表 を続けさせて頂いています。

また、音声ガイドの制作会社に入社し、学術的な美術に携わる仕事 をしたい、という夢も叶いました。日本全国の美術館の音声ガイド制作に携り、三國連太郎さんなど 様々な著名人のかたにナレーターをご依頼してお仕事をさせていただくことができました。

現在は、フリーランスの美術ライター・翻訳者として、主に仏教・ 神道美術、伝統工芸の音声ガイド原稿の執筆、美術館の所蔵品を紹介するウェブコラムの執筆、日本文化の書籍の翻訳などの仕事を行っています。

サントリー美術館所蔵品のアートコラム 「美の栞」

Girls Beeを通じて得たものは?

絵本作家になりたい、自分でも忘れていた夢が実現したきっかけがGirls Beeでした。

代表の小川麻奈さんのご紹介でグリッティ(http://www.glitty.jp) でコラムを書かせていただいています。担当者の方が、私がウェブサイトに「昔は絵本作家になりたかっ た」と書いていたのをご覧になって、女性向けの絵とストーリーのコンテンツをご依頼くださいました。正直、自分でも忘れていた夢で、びっ くりして嬉しかったです。

私は「女性たちが一人一人輝いて可能性を持って」という、Girls Beeの コンセプトにとても共感しています。そこからインスピレーション受けて、Glittyの 連載も読んで下さる方の後押しになる内容にしたいと思いました。それで、1月 からはリニューアルし、自分の可能性を信じて、きらきら輝いている女性たちを紹介することになりました。

穏やかに自然体で、興味のあることに純粋に取り組めば、自分の可 能性を広げたり、周囲に楽しさを届けたりできるというメッセージを伝えていければと考えています。

Girls Beeで の出会いや活動を通じて、目標を追う輝く女性達に出会うことができ、このような機会もいただけてとても感謝しています。

Glitty連載 リアルストーリー

今後どのようななりたい像を描いていますか?

こ れからも美術の魅力を伝えたい、そして水墨画家としての新たな広がり

これからも、美術、とくに日本美術の魅力を、アートコラムなどで 日本の方、さらに外国の方にも伝えるお仕事に携わっていければと思っています。

最近翻訳のお仕事もするようになり、Girls Beeの コンセプトにインスパイアされたのもあって、いつか女性画家の伝記を翻訳してみたいという夢もできました。

水墨画家としての活動は、新しい展開が始まったところです。12月 に予定されているダンスのフェスティバルwwfes white 2015で、 ダンサーと音楽家とのパフォーマンスをすることになり、1月 に1回 目の試演会をしました。違うジャンルの芸術家の方たちから刺激を受けて、これまでの手法にとらわれない新たな表現のアイデアを試みていま す。自分でも想像のつかない新しいことができるような予感がしてわくわくしています。

20代 の頃は、自分が描く理想像とその時の自分とのギャップにフラストレーションを感じることが多々ありました。今思うと、もっと自然体でよ かったのかもしれません。でもこれはある意味で芸術家としてあるべき姿なのかもしれないと も思います。そういうエネルギーこそ、自分がアートへ向かう時のモチベーショ ンとなり、今後も表現を広げていくのかもしれません。

Tamayo Samejima ウェブサイト

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(薔薇を墨絵で手描きしたシルクのストール)

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