Girls Bee Ambassador インタビュー【服部 真子】

服部  真子  Hattori Naoko

国際ディベート学会公認トレーナー
NHK WORLD NEWS DIRECTOR

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これまでのご経験について教えて下さい

20代前半に昼夜問わず働いた経験が、今の私の核となっています

大学時代に英語ディベートの部活に所属しており、休みの日も削って練習するくらいディベートに夢中な大学生活を送りました。最初は、自分の伝えたい内容がうまく相手に伝わらなかったり、話すときに詰まってしまったりと悔しい思いをしました。泣きながら自転車をこいで帰る日々でした(笑)。なので、練習を重ねて伝えたいことがきちんと伝わるようになってきた時には、伝えることの快感を感じましたね。その甲斐あってか、07年08年にはディベートの日本大会で優勝させていただきました。

大学3年生になって就職活動が始まると、漠然と起業したいという気持ちを抱くようになりました。自分が持っている能力で世の中に価値を与えられることを考えた時、最初に浮かんだのがディベートでした。論理的に話したり聞いたりというスキルは、社会人になれば必要な能力であるにも関わらず学ぶ機会があまりないのが実情です。これはビジネスチャンスだと思い、学生向けにセミナーを始めると、六角ディベートの第一人者である松本道弘先生に出会いました。この六角ディベートは、論理的な正しさはもちろん、思いやりをもって相手に接することが大切であるという考え方をもとに作られていてこれこそ日本人に必要なディベートだと感銘を受けました。日本では、意見をはっきりと言うことは好まれないこともあり、行き詰っていた時でした。このディベートの形はまさに日本人のコミュニケーションに寄り添った形だと思います。

また、同時期にインターネットのテレビ局でインターンしていたこともあり、松本先生がメインキャストを勤める「TIMEを読む」という番組を企画したこともありました。TIME.Inc社とのコラボ企画で、2年半の間メインディレクターとして編成、撮影など全てを担当した番組で、社会人になっても続けていた活動です。

テレビ局でニュースディレクターとして働く傍ら、昨年からは、企業の研修でディベートを通したコミュニケーション養成の活動に力を入れています。今後は六角ディベートを通じて、たくさんの人に価値のある体験をしてもらうため、本格的に取り組んでいきたいと思います。

Girls Beeやその代表小川麻奈と出会ったことで何か得たものなどがありましたらお聞かせください

麻奈さんは不思議な魅力を持った素敵な女性。麻奈さんの生き方はいつも勉強になっています

小川麻奈さんは大学の先輩にあたるのですが、社会人になってから共通の友人の紹介でお会いしました。麻奈さんは、今まで私が知っていた起業志望の女の子や色々な活動をしている女の子の誰とも違うマインドを持っているのを初めてお会いした時に感じました。麻奈さんの仕事観や人生観、また人間関係の築き方などは、とても勉強になります。一つの物事を達成するために、別の何かを犠牲にしてしまうということって多いと思います。私はとくに0か100かで思考してしまうところがあって色々悩んだ記憶が鮮明です。でも、麻奈さんは幅広い人間関係を持ちながら、さまざまなプロジェクトを一挙にこなしています。そして、その全てのことに対して良い距離感と力加減で取り組まれているように感じます。麻奈さんは、すべてに対してあきらめるということをしないのですよね。ご本人は自然にやられているのですが、女性らしい柔軟さも併せ持っていらっしゃっていて、このバランス感覚はいつも見習いたいと思っています。

今後どのようななりたい像を描いていますか?

「あなたとわたしは全然違う。でもそれって最高だよね!」という未来を目指しています。

私、服部真子と会った人が、ふと私のことを思い出した時にクスッと笑えるような人間になることが理想です。もし知り合いの誰かが辛い時期を過ごしていたら、私のことを思い出して笑ってほしい。それでその人の気持ちが軽くなったら、私は幸せ者だと思います。

私がこんなにもディベートに夢中なのは、ディベートを通して自分の生きる方向性を見つけたからです。日常生活で一つのお題に対して、賛成と反対という真逆の立場で議論をかわすなんて、そんな真剣にやりませんよね。嫌われることを恐れてやれないというのが実情かもしれません。ですが、これをあえてゲームで楽しみながらやることによって、自分や人の、思考やコミュニケーションの癖が見えてくるんですね。何も説明しないで分かってもらおうなんて無理だということを体感します。それが分かりあうことの一歩目だと思います。

自分を知れば、どれだけ人と違うのか見えてきます。違うことが当たり前で、一緒に幸せになれる道を探す相手がいることが、とてもラッキーなことに気がつきます。ディベートを通して「あなたとわたしは全然違う。でもそれって最高だよね!」と言える未来を目指しています。

「ありのままの自分」でいればそれでいい、というのは少し違うと思います。私は、自分に対して期待もしているし、足りないところは補ってよい方向に変わっていけるとも思っています。一人ではできない作業です。今の私は、熱い気持ちばかりが前面に出て、人から求められる自分との距離感を掴めていない状態だと思います。だからこそ、私を思い出した時に、クスって笑ってまた会いたいと思える人間、を目指したいと思うんですね。

六角ディベート:http://xn--lb0av70b2ng.com/debate/index.html

ブログ:http://ameblo.jp/chorizm/

MY LOHAS「悩みがするするほどける「ひとりディベート」の方法」

http://www.mylohas.net/2014/12/043037rokkaku.html


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